iPhoneの読み上げ機能で格段に読書量が増える話。

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じっとしていられない読書家におすすめ。

歩きたいけど本を読みたい

どんなときでも文字を感じたい。

スマホもケータイもない時代からオタクな私にとって、文庫本と新書は歩きながらでも読みたいものばかりでした。スレイヤーズから始まり、創竜伝やコバルト文庫、新本格ミステリと、私の人生の前半を語るのに小説は欠かせません。

田舎だったこともあり、本を読みながら歩いたところで人にぶつかることもなく、1車線で歩道も車道もない田舎道を、毎日毎日本を読みながら歩いていました。(ご想像の通り、二宮金次郎みたいな子と呼ばれてました)

しかし、都会に越してきてからというもの、何かに目をやりながら歩くことがいかに至難の業かわかるようになってきました。

歩きスマホなんて出来ない(不器用)。でも歩きながらでも本が読みたい。

そんなときに発見したのが、iPhoneの読み上げ機能でした。

指2本で快適な読み上げが始まる。

iPhoneユーザーの恩恵の1つ。

ネット小説やkindleなどの電子書籍を読む時、ほとんど私は画面を見ずにiPhoneの読み上げ機能を使います。例外的になろう小説については素敵なアプリ(ことせかい様)がありますので、そちらを利用していますが、それ以外の読み上げはすべてiPhoneの機能で賄っています。

方法は簡単で、画面の上端から指2本で画面中央に向かってスワイプするだけ。通知画面が開いてしまうこともよくあるので、コツを掴むまでは若干イライラするかもしれません。

設定>アクセシビリティ でキャラクターの固有名詞を登録したり、読み上げの声質を変更したり出来、読み上げる声のクオリティも慣れればなんの違和感もないので、無料でここまで出来るのか! と最初は感激しました。バックグラウンド再生も出来るんですよ。すごい!

周囲にもスマホで長文を読むタイプが多いのでよくこの機能を説明していますが、やはり皆、使い慣れると習慣のように読み上げをしているようです。

読み上げ機能にも弱点はある

一番の弱点は、電力消費が激しいということだと感じています。ウオーキングしながら1時間くらいの読み上げをするのは問題ないのですが、最近機種変したばかりのiPhone12であっても、3時間位読み上げをしていると電池の残量が気になってきます。ウィンドウショッピングを楽しみながら読み上げを聞きたい!というときにはモバイルバッテリーが必須

同じような理由だと思うのですが、本体がかなり熱くなります。結構な負荷がかかっているんでしょうね。

2つ目の弱点は、ふいに落ちる事があること。これはSNSなどのバックグラウンドで動いているアプリをいくつか終了すると起きなくなりますが、多数のアプリを開いていると数行ごとに止まったりします。
読み上げが止まってしまったら、再開する前に使用していないアプリを終了することが活用のコツかもしれません。

読み上げ機能で快適な読書ライフを!

日々の仕事で複数の画面を見続けることが当たり前のこの時代。目を休めたいけど本を読みたいという気持ちを、読み上げ機能がサポートしてくれます。
どんどん読み上げ機能が改良されて、より聞きやすく使いやすくなってくれればいいな、と願っています。

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