ブラインドタッチを身につけたのは、小学5年生くらいの頃でした。タイピング速度については、「めちゃはや!」ではないですけど、「はやっ!」と言われるくらいのスピードです。
ブラインドタッチを習得するに至ったきっかけ
ブラインドタッチとは、パソコンのキーボードを見ずに文字を入力する技術です。
昭和生まれの私がブラインドタッチを習得したのは、なんと小学5年生の頃でした。
- 父親がたまたま当時田舎では珍しいプログラマ・エンジニアという職についており、自作ソフトを作成するほどにパソコンについての造詣が深かったこと
- 祖父が執筆活動をするために購入したワープロを孫に譲ってくれたこと
- コツタンに小説やシナリオを書くことに憧れがあったこと
この3つの状況がマッチしたため、私は小学校の頃からブラインドタッチができるようになっていました。ちなみにコツタンは3姉妹ですが、3人共異様にタイピング速度が早いです。
昭和生まれ・平成育ちのコツたんとはいえ、キーボードの配置は当時から変わっていません。
そのため、同じように練習することで、パソコン操作に慣れていない方もブラインドタッチができるようになると思います。
当時コツタンがやっていたブラインドタッチの練習法についてご説明します。
気に入った小説を文庫本1冊分、入力した。
最初に重めの練習方法ですが、「小説をワードソフトに打ち込む」。これが一番効果がありました。
タイピングが得意な父の様子を見て見様見真似で入力をはじめました。その時父から言われたのが、「ホームポジション(指を置く位置)を覚えろ」「親指は動かすな」などといったことではなく、「文庫本1冊打ち込めばタイピングできるようになる」ということでした。
当時、スレイヤーズと創竜伝に心酔していたコツタンは、何度も読み込んでいる小説を打ち込むことで更に楽しむことができるようになると、前のめりで「文庫本1冊入力」をはじめました。
最初は一本指打法に近い形で始めたのですが、なんとか快適な入力をしたいと試行錯誤した結果、断端とキーボードの配置を覚え、いつの間にかホームポジションに近い指の配置ができるようになっていました。
文庫本1冊の文字数は一般的に10万字~12万字。
正直最後まで入力したかどうかの記憶はないのですが、「とりあえず大量に文章を打ってみる」というのが、タイピング練習方法の一つだと思います。
タイピングソフト「特打」を使った。
ある程度タイピングができるようになってから父が用意したのが、「特打」というタイピング練習ソフトでした。「ああ!知ってる!」となる方は、同世代だと思います。
画面に表示された文章をガンマンが撃ち抜くといった設定で進むゲームを、夜を徹して遊ぶこともしばしば。
姉妹で夢中になって遊んでいたので、タイピング義務教育を果たした父はほくそ笑んでいたのではないかと思います。
タイピングソフトを使う良い点は、様々な文字(数字・記号)が出てくるので、ホームポジションを維持した状態ではないと高得点が狙えないという点と、手元を見ずにブラインドタッチをしないと間に合わないため、自然と指先ではなく画面を見るようになるという点です。
何も慣れていない間からタイピングソフトを使うのはストレスになってしまうかもしれませんが、ある程度キーボードの配置を覚えてきたら、タイピングソフトでホームポジションとブラインドタッチの練習をしてみると良いかもしれません。
現在のコツタンのタイピング速度
記事を書く途中で、寿司打(ブラウザでできるタイピングゲーム)で速度を測ってみました。
平均キータイプはだいたい6~7回/秒を維持する感じです。ミスタイプは集中力次第。
いつもお世話になっている寿司打さん http://typingx0.net/sushida/
こういったツールで計測した結果が就職などの具体的な成果につながることはなかなかないですが、タイピングが早いことでパソコンを使用した入力・操作が格段に早く処理でき、業務効率を上げることがで様々な業務を試させていただく機会に恵まれました。
スマホの時代にタイピングなんて、とは思いますが、それでも会社で使用するのはパソコンが一般的だと思います。
ブラインドタッチの技術は自分の仕事の可能性を広げてくれましたし、ブラインドタッチが出来なかったらパソコン自体が苦手になって仕事も楽しめていなかったと思います。
パソコンが苦手、でも仕事で使うからなんとか好きになりたい、という方はぜひ、ブラインドタッチの練習からしてみてはいかがでしょうか?
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