ギバーの悩み「サンタクロースにはなれない」

仕事と日常。

割とギバーな性質です。

ギバー・テイカー・マッチャー

遅ればせながら耳にした「 ギバー・テイカー・マッチャー 」という言葉、明らかに自分はギバーだなぁ、と思いながら解説している動画を見ていました。

いつもいつも勉強になっているチャンネルの動画ですが、

  • ギバー 惜しみなく与える人
  • テイカー 自分の利益を優先させる人
  • マッチャー 損得のバランスを考える人

という分類があることを知って、自分を振り返るきっかけになりました。

「わたし、多分、めっちゃ、自己犠牲型ギバー!」

だからこそ、私の周りの人たちが「私の時間を奪い取るばかりの人の仕事」について色々と言ってくれていたのだとも思いました。周囲のありがたみを知る機会になって、感謝でいっぱい。

ギバーと自覚した自分の行動

私が自覚したギバー的な行動は、

  1. 苦手な相手でも、困っているとサポートしてしまう(いつの間にか私の仕事になっていたりする)
  2. 質問されると、相手が調べていないだけなのに、私が全力で調べて答える
  3. 1つ嬉しいことをしてもらうと、100倍にして返さないと気がすまない(もちろん100倍で返せないからずっと気にしてる)

こういうところだと思います。

特に2に関しては、「質問されて私が調べて私の知識が増えたからラッキー」くらいの気持ちでいました。

私に1,2の行動を起こさせる人間が少なくとも3人はいるので、自己犠牲型ギバーにはテイカーが集まるというのも「なるほど!」という感じでした。

ギバーの悩み

今日ギバーとして感じた悩みが、「サンタクロースになれない」でした。

最近ありがたいことに任せられる業務の幅も広がり、自分の手もいっぱいいっぱいで、他の人から声がかかるちょっとした業務の調査が浅くなってしまったり、端的なものになったりしています。

10割で仕事をするのは疲れてしまうので、基本的には8割完成を基準に仕事をしているのですが、6割位で依頼主に返すときには「もっと出来ることがあったのでは」と思ってしまいます。
自分の中での完成度が6割だったとしても、相手が求めている要件は満たせているんですけど。(このあたりは完璧主義もあるのかもしれません)

すべての人がちょうどよく快適に過ごしてくれたらな、と思いながらそこまでの力は当然なく、せめて自分の身の回りの人たちの満足度と成果くらいは上げさせてあげたいのに。そう思うと、「サンタクロースのように良い子全てにプレゼントを配ることは出来ないな」と無力感を感じてしまうことがあります。

正直なところ「みんな違ってみんな良い」「みんなが十分な売上をあげられるようにしていきたい」という感情は生きづらいことも多く、もっとうまくやりたいと思うことも多いです。
でも、会社員をやって15年ほどこんな感情を持て余しているわけで、この性質が大きく変わるようなことは早々ないでしょう。

せめて搾取されることのないギバーになりたいなぁ。勉強しよう。

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